WEBマーケターが入社しました!
これまで当社の集客はGoogleやYahoo!の検索エンジンからの自然検索を頼りに行っていました。
広告に頼ることなく、いくつかの運営しているオウンドメディアの力を高めることに日々注力し、コンテンツの質を高め、継続して地道にコツコツと記事を増やすことで、将来のお客様と出会えることを願い頑張ってきました。
とは言え、オウンドメディアを立ち上げた2009年頃と比べると、物件を紹介する魅力的なサイトが、質の面でも数の面でも多くなり、最近では同じことの繰り返しをしているだけでは集客の限界を感じるようにもなっていました。
毎日心を込めて素敵な写真と記事を投稿してくれるスタッフがいても、どんなに優秀な営業スタッフが揃っていても、会社が集客力をアップさせられなければ無意味になってしまう。
そして何よりも、私たちのサービスがお客様にとって限りなく最良なサービスであるという自信があるからこそ、その認知度を高められないもどかしさも感じていたここ数年でした。
そろそろ当社にもマーケティングを専門に行ってくれるスタッフが必要だな~っと思っていたところ、2015年から2018年まで当社に在籍してくれていた丹治さんがマーケターとして戻ってきてくれることになりました。
第一線のプロのマーケターではないかも知れないけど、彼女が戻ってきてくれたことで当社なりの不動産WEBマーケティングを確立していきたいと思っています。今回はそのあたりについて色々と話し合ってみたいと思います!
ちなみに何事も始め出すと想定していなかった壁が立ちはだかったりし、それが予算面であったり、スピード面であったり、技術面であったり、様々が課題があぶり出されるわけですが、それでも始める前の今は好き勝手に明るい未来を語れるので、将来いつか振り返る楽しみのためにも記事にしておこうと思います。
丹治さんとのインタビュー
代表:
少し丹治さんについての紹介を。
当時22歳の時にアルバイトで入社していただき、今のオウンドメディア編集部(当時は会社全体で20名弱の規模だったので部署などはなく「事務」という名称)で物件の撮影と記事作成をしてもらっていましたね。
半年くらいしたところで社員になって欲しい旨を伝え、そこから社員に、、
仕事でも飲み会でもご活躍をいただいた記憶がありますが(笑)、25歳でハイアーグラウンドを退職してからはどんなお仕事をしてきたのか少し教えてください。
丹治:
ハイアーグラウンド退職後は、もともと美容が好きだったこともあり、全国展開の美容クリニックに転職しました。そこでマーケティング部に配属され、主にウェブ制作系のディレクターとして働いていました。
その後、当時の部長が、美容クリニックに特化したマーケティング支援会社を起業することに。とても尊敬していた上司だったし、経験が浅かった私を根気よく面倒見てくれた方なので、独立された会社で恩返しがしたい!と思い、私もその会社についていくことにしました。
ありがたいことに、入社してすぐに新規開業クリニックの担当を任せていただけることになり、3年以上そのクリニックをメインにマーケティングのサポートを行わせていただきました。
詳しいことを話すと本当に長くなってしまうのですが(笑)
競合分析、顧客分析、ブランド戦略、ウェブやSNSなどを活用したデジタルマーケティング、キャンペーンやイベントの企画、メニューのプライシング、予約システムの改修、さらには近隣店舗へチラシ設置のお願い回りなどなど・・・もちろん1人ですべてできるわけではありませんが、今思い返すと本当に色々なことを経験させていただきました。
代表:
そうですよね。退職後も年一くらいは会って近況を聞いていましたが、元々ハイアーグラウンドでオウンドメディアのコンテンツ作りをやっていただいていたこともあり、マーケティングの分野に進んでご活躍をされていたのは自然の流れでしたね。
今回、丹治さんに戻ってきて欲しい、力を貸して欲しいと思いたったのには3つくらいの思いがあり、少しお話しすると、
一つ目は初心の伝承です。数十名程度の中小企業って業界的なこともあるかも知れませんが、どうしても人の入れ替わりが多いのが実情。そんな中で当社は出戻りとして活躍していただくスタッフも比較的いてくれて、その最大のありがたみは会社の昔からある文化的なこととか思想的なことを知ってもらっていることと、それを言葉で伝えずとも伝承していっていただけること。これって本当にありがたいことなんですよね。
二つ目はやっぱり丹治さんが元々コンテンツ作り(当社で言うと物件の撮影をして記事を書くお仕事)をやっていたことですね。
WEBマーケティングに精通している方って世の中にはたくさんいると思うのですが、ハイアーグラウンドはこれまでコンテンツ制作に思いを込めて一生懸命してくれてきたスタッフがいて、どうしても外部の方が入ってきて制作サイドの苦労を分からず王道の理論や正攻法だけでチームを導くことって色んな難しさがでてきてしまうかも、と思ったんですよね。
もちろん、マーケティングなので王道の理論や正攻法で進めていくことが正解であって、成功への近道のはずですが、コンテンツ作りをしていた経験がある丹治さんであるからこそ社内外で調和をとりながら良い方向に導いていただけると確信してました(笑)
三つ目はリーダーシップですね。
以前在籍していた頃も20代前半でコンテンツ作りのリーダー的な役割をこなしていただいていたわけだし、その後6年間で培われた社会人としての素養やスキルの他、マーケターやディレクターとしての知識や経験も厚みとして加わったので是非パワーアップされた丹治さんと一緒にWEBマーケティングに力を入れていきたいと思い、熱烈にお誘いしました(笑)
前任者に同じように熱量のあるスタッフがいて、その方もコンテンツ作りを4年ほど頑張ってくれた後に、人事・総務・広報・マーケティングという4つの間接業務をこなしていただき、全力で会社が会社らしく変貌できるよう活躍をいただいていましたが、今回丹治さんは当社でははじめてのマーケティングに特化したスタッフとなるわけですが、どのように活躍していきたいですか?
丹治:
6年ほど不動産業界から離れていたので、まずは業界知識のキャッチアップが急務ですが、マーケティングの根本的な考え方は前職の経験が活かせるかなと思っています。
『もっとたくさんの人に知ってもらうには?』『もっと予約を増やすには?』『実際にいらしたお客様の満足度を上げるには?』『お客様にリピートしてもらうには?』『家族や友達に紹介したくなるには?』
前職のときは、こういった課題に色々なアプローチで試行錯誤していました。まず、ハイアーグラウンドでの一番の目標は「集客を増やすこと」だと思っています。言うのは簡単ですが、そのためにやることは山積みなので、社長やオウンドメディア編集部のメンバーと協力しながら泥臭くやっていきたいです。
それ以外の部分では、自分も気づけば社会人として中堅の年齢なので、ハイアーグラウンドの若いスタッフの模範になりたいというか、そうなる自信があるわけではないのですが(笑)
自分自身が、これまで色々な上司や先輩に助けられ、教えられ、鍛えられて今があるので、今度は自分が若い世代の方に良い影響を与えられる人間になりたいなと考えています。
代表:
そうですね、特に未経験から入社されるスタッフが多く、また女性も多い職場なので丹治さんのような先輩は後輩や同僚に良い刺激を与えられますし、相談役にもなれるし、安心感のある存在になっていただけると思っています!
これから皆で試行錯誤をしながら私たちなりの不動産WEBマーケティングを追求していきますが、1年後にはしっかりと成果がでているイメージしかありません(笑)
成功するまでやるのがハイアーグラウンドなので一緒に頑張っていきましょう!